田と畑

[お米づくり] 稲刈り開始!、が・・

投稿日:2014年9月15日 更新日:



2014-09-15 10.08.59

ももこから移ってきた風邪がずーーーっと長居してて、このところ毎日、寝て起きて仕事してすぐ寝る、っていう生活の繰り返し。もう10日以上そんなかんじかな。

そんなんでも、お米づくりの方は、すでに“稲刈り”に突入してます。

この3連休ももちろん休みなし、きょうは家族4人して山奥の田んぼにとりかかりました。

僕が“バインダー”という機械で稲を刈取り、ななこが刈った稲束を拾い集め、僕が運搬し、稲架掛けする(=天日干しする)ために、ななこが束を投げあげ、僕がキャッチして稲架に掛ける、という一連の作業を2人で。

子どもたち2人は、両親が近くにいなくても“自分たちだけでしずかに遊んでいる”というお仕事。
まさやがももこを見守り、車の中で、絵を描いたり、絵本を見たり、おやつを食べたり、おもちゃで遊んだりしてました。

で、この“バインダー”という機械は、小さなバイクみたいなもので、稲わらに穂をつけたまま刈り、束ねていく機械です。
だから、バインダーで刈った稲は、稲架(はさ)にかけて天日干しでき、わらも砕かないから後でいろんなことに使えるというわけ。

小型のエンジンがついてて田の中を走るんだけど、その上に乗るのではなくて、機械を支え操作しながら早歩きぐらいの速度で後を歩く、

それで、5〜6株ずつの稲を刈り取り、刈った稲は束ねられて、脇に投げ出されます。

田んぼの底が乾いてほどよく固くなっていればそれほど苦にならないこの作業でも、今年は稲刈り時期になっても雨が続いたせいで、田の中は多くが水浸し+田底はドロドロ。

だから、バインダーの操縦も、落ちた稲束を拾い集める作業も、とってもキツイ。
さらに、僕は鼻が詰まってて呼吸がスムーズじゃないから、一段と過酷。。

深ければ脛や膝くらいまである粘土質のドロの中を、この重たい機械を操作しながら、田の中じゅうを走り回るんだもの。。散らばる稲束を拾い集めるのも、もちろん大変。

ゼイゼイいいながら、汗だくだくになり、しかもトラブルが続いて、
やっとで稲架にかけるくらいでした。

もう、僕も、ななこも、全身、顔まで泥だらけ。

その一方、子どもたちの顔は、両親の目がないクルマの中でチョコレートを好き放題たべて、チョコだらけ。
しかも、夜には“よくがんばってガマンしたから”という理由で、アイスを買ってもらい、超ゴキゲン。

一方、僕はアイスをもらっても、鼻が詰まってて、味すらわかりません。。。

だから、アイスもおあずけ。稲穂のいい香りも、しばらくはおあずけです。
風邪、早く治らないかなぁ。

稲刈りは、まだまだまだまだ、続きます。


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プロフィール

 わたなべまさゆき

 新潟県在住。
 2012年の秋に東京から移転して来ました。
 現在、生活基盤構築中、農業研修中です。