集落が霧につつまれた日、山の上の崖に立ってみました。
周囲には音もなく、全身が白というか光に覆われて、
呼吸すると体の中には湿った冷気が入ってきます。
しばらくの間そこに立っていると、
まるで自分の内と外を隔てる境界などないような感覚になり、
世界って一体何なんだろう、と思いました。
投稿日:
集落が霧につつまれた日、山の上の崖に立ってみました。
周囲には音もなく、全身が白というか光に覆われて、
呼吸すると体の中には湿った冷気が入ってきます。
しばらくの間そこに立っていると、
まるで自分の内と外を隔てる境界などないような感覚になり、
世界って一体何なんだろう、と思いました。
関連記事
雪の心配がない季節になりました。 隣の家の一人暮らしのおばあちゃんは、今年の冬、山から自分の家の前にホースをひっぱってきて山の湧き水で雪をとかす、ということを初めてやりました。 去年までは投雪機を上手 …
こっちでの生活を始めてから、新しく始まったこと、 それは「からだを使う」ということです。 東京に暮らしていた時は、余暇にスポーツするという時間もなかったので、せいぜい歩くくらい、 太ってきたので、夜な …
「歯をみがいたの?」「もう寝る時間でしょ!?」「早く寝ないと明日おきれないよ。」― そう考えると、何も考えず自動的に口から出てしまっているそんな言葉によって、いったいどれだけの子どもの大切な機会を奪っ …