くらしと便り

心の中で話すこと

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近年の僕は、春から秋までは田んぼの仕事、雪の時期は冬のアルバイトという感じで日々を過ごしています。

田んぼ仕事は田んぼの中や周りで一人で働く時間が多い。それに対して、冬のアルバイトは人と一緒に働くので仕事中話をしていることがほとんどです。

そんな仕事の違いによって変わってくるのが、自分の頭の中での自分自身との会話の時間(=内的会話の時間)です。

一人で黙々と仕事する時間が長ければ自ずと自分自身の中であれこれ会話してる時間も長い。
会話っていうか、何かを思い出して反芻してみたり、解釈し直してみたり、

いつの間にかよくやってしまっているのは、誰かに言われた嫌なことやちょっとした口喧嘩みたいなやつを頭の中で思い出しては自分を正当化する言い訳つけたり、反論の文句を考えていたり、、勝手にエキサイトしちゃったりして・・。

そう、この内的会話の中で何を話しているのかって、心の状態をよく保つのにとても大切なことと思うんです。

いつの間にか、勝手に、誰かと戦っていたりすれば、一日中嫌な気持ちでい続けることになるし。

もしかしたらヒトはそうして実際あった怒りや悩みみたいな負の感情を頭の中だけで咀嚼することで心の整理をしているのかもしれませんが、

できるなら、せっかくの自分自身との会話の時間、何か生産的なこと創造的なこと、楽しいことを話したい。

いかん、いかん、と思うわけです。

でも、そもそも、今の冬のアルバイトみたいな、しょっちゅう誰かと話をしている時間ばかりだと、自分自身との会話も少ないよなぁ。

いいんだか、悪いんだか、バランスが大事なんだろうけれど、どちらであれ、たまには忘れずに自分の心を観察したいもの。

だからこそ、こうやって自分のことを書き出して記しておくことが必要なんだよな。

-くらしと便り

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プロフィール

 わたなべまさゆき

 新潟県在住。
 2012年の秋に東京から移転して来ました。
 現在、生活基盤構築中、農業研修中です。