ちょっと前までは、圧倒的に自分より若い人たちと付き合うことが多かったのが、
こっちに引っ越してきて一転、圧倒的に自分より年配の人たちとのお付き合いが多くなりました。
若い人たちには「やってみればできるんじゃない!?」みたいな励ましをよくしたもの。
可能性を制限せずにまずはなんでもやってみたい/やってみてほしい、と願っていました。
でも、今まわりにいる60歳をこえた年配のみなさんに対してはそんな声かけをしないし(あたりまえ!)、何か話をしていても“昔話”が大半(それもまた楽し。)です。
そんなこともあって、最近の日常ではあまり“可能性”とか“チャレンジ”とかという話から遠ざかっていました。
そんな折、80歳でスキーを楽しむおじいちゃんと話をしたんです。
とても上手で、もちろん転ぶことなんかありません。
驚いたのは、その上手さよりも、始めたのが65歳だったということ。
遅くに始めたといえども、もう15年だものね。
15年もあれば、一つの事は成すのかもしれません。
65歳、人生も終盤。
(という感じが僕にはします。でも10代だったころの僕は今の自分の歳なんてはるか遠くのおじさんでした。)
それだって、物ごとは始められる。
というか、《いつだって新しいことをはじめられる》んだなぁ。
その先に5年あろうと、15年もなかろうと、それは誰にもわからないことだし。
そういえば、二子石さんもこの運動をつくったのは60歳くらいでした。
僕は60歳になったら何をはじめるんだろう。