最近、1歳のももこが立ち上がるようになりました。
いつも座りながらおしりをずって前進していたこの子ですが、ハイハイもして急速前進することを覚えました。
5歳のまさやは箸を使ってごはんを食べるようになりました。
いつの間にか10の位の数字も数えられるようになり、一人でお風呂を洗えるようにもなりました。
育つことに寄り添ったり、育てることに関わることがうれしいのは、なぜなんだろう。
これまでの仕事は、指導者やリーダーを育てることでした。
今年、はじめて野菜やお米を育てることに関わりました。
指導者のための研修の長さは、2時間~3日間。
野菜を育てる期間は3ヶ月くらい。
リーダーを育てるのに充てた期間は6ヶ月くらい。
お米を育てる期間は7ヶ月くらい。
今、ももこを育てるのに15ヶ月め。
まさやを育てるのには、65ヶ月め。
あとどのくらい育ったり育てたりことに関われるんだろう。
でも、子どもたちが育っていく一方で、ももこのおしりをズリズリする進み方はもう二度と見れないし、そのうちに、今まさやが描くとてもかわいらしい恐竜の絵も見れなくなる。
もう一生、どうやっても、見れない。
そう思うと、とてもとても、とても残念。
だし、また逆に、今見る一つ一つ、一瞬一瞬が、とても尊く、愛おしく感じます。
僕たちが育つことをうれしく感じるのは、なぜだろうね。
自分自身も、少しずつでも止まらず育つといいなと思います。