今日は台風が来ています。お米づくりを始めてからはじめての台風。
大丈夫かなぁ。しかし、僕らにできることはありません。ただただ祈るのみ・・。
外にでることはできず、子どもたちも家の中で過ごしています。
1歳のももこは動きまわったり一人でもぞもぞ遊ぶとしても、5歳のまさやは“なんか”をしたくて仕方がない。。
ななこは、絵本を読んであげたり、クッキーを一緒に作ったり、
僕は、戦闘ごっこをしたり、ゲームをしたり、勉強を教えたり、一緒に工作をつくったり、
、、代わる代わる彼に“なんか”を提供してあげてます。
一つ、こんなことがありました。
僕が小学生の頃よくやっていた「ゲームブック」という本をまさやと一緒に読もうと思って本棚から取りました。
「ゲームブック」とは、いわゆる「ロールプレイングゲーム」の本です。
『盗賊都市』と題された僕のお気に入りだった物語りを、まさやと一緒にやろうと、ちょっとゲーム背景を説明したり、文中の挿絵を魅せたりした後に、念のため、本人がやりたいと思わないといけないので尋ねてみました。
「まさや、やってみたい?冒険にいってみる?」
僕はもう既にワクワクな感じなのに、ところが、彼はしばらく本気で迷って、
「やらない」と言い放ったんです。
想定外の答えに不意をつかれつつ、なんでやらないか聞いてみると、
「だって、まさやすぐ負けちゃうんだもん。。」とのこと。
ぐぬぬ、、。
いろいろ言ってやりたいことはあったけど、やりたくないなら、仕方がない。。
(どうやら、前にやった幽霊船のボードゲームでママに大敗したのがトラウマらしい。)
じゃあ、、ということで、しばらくして「まさや、次は勉強しようよ」
というと、今度は快く「いいよ!」と。
数字の復習と時計の読み方の勉強を始めました。
― この2つの返答の違い。
決してゲームより勉強が好きだから、ということではなく、つまりこういうわけです。
・未知の冒険→怖い+負ける可能性=やらない。
・勉強→やり慣れてる+褒めてもらえる=やる。
うわーー、まさや、“テストの点数はそこそこ採れるけど、挑戦や飛躍のない人生”へ、まっしぐら!?。
いやいや、果たしてこれでいいのか?
親として何かしたほうがいいのか・・・、
瞬時にいろいろ頭をよぎりましたが、5歳のときの自分を思い出しました。
「あまだれくん」。
(家の中ばかりにいて、雨だれが落ちる軒先より外の世界に行こうとしなかったため、親からそう呼ばれていた。)
まぁ、僕が何か言えるもんじゃないよね。
人生どうにかなる、、。