くらしと便り

不安にまとわりつかれているとき

投稿日:2013年8月15日 更新日:


2013-07-02 16.30.49

親愛なるみなさんへ

なんとなく漠然と心配したり、不安な気分の時があります。
みなさんはそんなことありませんか?

将来のこと、生活のこと、などなど…僕の場合、原因はそんなことです。

この山奥に越してきて9ヶ月。
そういえば、越してきた当初も、冬の大雪を迎える前で相当不安だったなぁ。

でもなんだかんだで、乗り切ってこれました。いろいろな助けや恵をいただきながら。



しかし乗り切ってきた今もなお、不安な気持ちが、ふとした時にひょっこり顔を出したりします。
そういうときは、しばらくその気持ちにとりつかれてしまう・・。

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でも、しばらくとりつかれた後、ふと一歩引いて考えてみると、

おや?あれ??

こないだまでの不安をせっかく乗り切ってきても、結局また不安になってるんじゃん。

ということはもしかして、未来の計画や可能性がどうあれ、そこに大きな危機があろうとなかろうと、僕の心はいつも何かしらの不安の素を見つけて、勝手に不安がってるんじゃない?

つまり、《常に不安にまとわりつかれている》んじゃない?

もしかしたら、将来は、心配したとおり、大きな危機に直面するかもしれない。
でももしかしたら、幸運や助けや出会いがあって、危機があってもまた乗り越えられるかもしれない。

それは50:50・・? いや、果たしてわかりません。

わからないなら、不安だけを勝手にフォーカスして速度を遅めるより、なんだかんだで乗りきれる可能性を信じ、気楽に行きたい。

であれば、次になんとなく不安になったときは、歌でも歌って忘れてしまおうと思います。

であれば、僕たちは、不安にまとわりつかれてしまうこと、取り憑かれてしまうということ、それを忘れないようにしたいと思います。

わたなべまさゆき

-くらしと便り

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プロフィール

 わたなべまさゆき

 新潟県在住。
 2012年の秋に東京から移転して来ました。
 現在、生活基盤構築中、農業研修中です。