お米づくりは、過酷きわまる“草刈り”を一休みして、次のステップに。
「中干し」+「溝切り」という行程です。
とっても大切にしてた貴重な水を、あえてぜーんぶ田んぼから抜いて、稲の成長=“分げつ”を一度止めます(=中干し)。
それにあわせて、田がほどよく乾いた頃に、“水の抜け”や、次に入れるときの“水の回り”をよくするために、田の中に“溝”をひいて回ります(=溝切り)。
溝切りは、小型のエンジンがついた溝切り機っていう機械を押したり引っ張られたりしながら、田底の泥に溝を掘っていきます。
しかし、これが、また重労働、さらなる過酷。
なぜかハンドルが中途半端な高さだから腰が痛くなるし、エンジンの一定のスピードにあわせて田んぼの中をズクズクと歩きまわるので、汗だくだく・・。
うちのお米を買ってくださる方は、もれなく、僕の汗の染み込んだ、おいしいお米がいただけます(笑)。