いよいよ、です!!
まだ雪どけもままならない一週間ほど前から、今年の田んぼの仕事が始まりました。
農家の先生のところに行って、教えてもらいながら+いろいろ貸してもらいながら+お手伝いしながら、作業をすすめています。
4月から5月半ばまでは「苗をつくる」という仕事。
いや~、腰がイタイイタイ。。土を混ぜるのにも、泥を掘るのにも、箱を運ぶのにも、
我がガラスの腰は悲鳴あげまくり。
でも、いい天気のあたたかな陽射しの中、うぐいすの鳴き声を聴きながら、のどかな感じでがんばってます。
田んぼの水に足を入れた時の感触や、泥の匂い、ひさしぶり〜。
きのうの田には、産まれたばかりの小さなオタマジャクシがたくさん泳いでいました。
どうか、今年もおいしいお米ができますように。
きっとがんばった分だけ、おいしいお米になるんだと思います。
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■ 4月から5月半ばまで「苗をつくる」
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(1)「育苗箱」に土・肥料などを混ぜた床土を引く。
・20キロ×約160袋分の土をスコップで混ぜる。10回くらいに分けて。
・育苗箱は苗を育てるための箱。1枚30cm×60cm×15mmくらい。
・その箱に混ぜた土を一枚一枚手作業で引いていく。今年は1200枚。
(2)「苗代(苗を作る田)」の準備。
・苗代にする田に沢の水を入れたりなどして、はやめに雪をとかしておく。
・田に落ちた葉っぱなどごみをざっと取り除く。
・田の中に畝と溝を作るために杭とヒモを使って測り、
・クワで田底を削って溝を作り、削った泥は畝と畔に盛る。
・水量を調整しながら、畝がうっすら水面に出るくらいに泥を盛っていく。
・クワやレーキやローラーを使って畝を平らに整える。
・畝はトロトロの泥のベッドみたいになる。約25mの畝が今年は8本。
(3)「筋蒔き」。床土を引いた育苗箱に種もみ(筋)を撒く。
・種もみは2日くらい前から30度くらいの温水につけ「芽出し」する。
・筋蒔き機によく水を切った種もみと覆土・水をセットし筋蒔き作業開始。
・床土を引いた育苗箱を一枚一枚筋蒔き機に入れていき、種もみを撒き、覆土と水をかけていく。
(4)苗代の畝に、筋蒔きが終わった育苗箱を並べていく。
・筋蒔きが終わった育苗箱を軽トラックに乗せて田んぼまで運搬。
・畝の間につくった畔に育苗箱を運んで、置く。
・畝にシートを引いて、その上に育苗箱を並べていく。
・1本の畝に75枚×2列の育苗箱を並べた。
・並べ終えたら、トンネル支柱を15本くらい立てて、
・ビニールのトンネルシートを支柱にかけて、
・風でシートが飛ばされないように、また抑えの支柱を打って、
・これで一本の畝が完成。苗が育つ温室のようなものになる。
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