人を動かす三原則より
《「人を動かす」ためのチェックリスト7》
相手に動いてもらうためには・・
1)相手のことを非難・批判していないか?その姿勢になっていないか?
2)相手を理解しようとしてるか?相手の立場に身を置いて物ごとを考えているか?
3)自分のことばかりを考えずに、相手のこと、長所や真価を考えているか?
4)相手に率直で誠実な評価を与えているか?
5)相手が自分の重要感を感じられるような働きかけをしてるか?
6)相手の心の中に、自ら動きたくなるような強い欲求を起こさせるようにしているか?
7)自分の利益だけを考えていないか?自分と相手双方の利益を考えているか?
「人を動かす」ということは、「自分に求められること」の方が多いということ。
あたりまえだけど。
『人を動かす 新装版』 D・カーネギー、創元社、1999年
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《人を動かす三原則》
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■人を動かす原則(1):
非難もしない。苦情も言わない。盗人にも五分の理を認める。
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・批判するだけでは永続的な効果は期待できず、むしろ相手の怒りを買うのがおちである。
・われわれは他人からの賞賛を強く望んでいる。そして、それと同じ強さで他人からの避難を恐れる。15・人を非難するかわりに、相手を理解しようとするように努めようではないか。どういうわけで相手がそんなことをしでかすに至ったか、よく考えてみようではないか。そのほうがよほど得策でもあり、またおもしろくもある。32
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■人を動かす原則(2):
率直で、誠実な評価を与える。重要感を持たせる。
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・人を動かす秘訣は、まちがいなく、ひとつしかない。すなわち、みずから動きたくなる気持を起こさせること、これが秘訣だ。33・人を動かすには、相手の欲しがっているものを与えるのが、唯一の方法である。
・人は何をほしるか?
1,健康と長寿 2.食物 3.睡眠 4.金銭および金銭によって買えるもの
5.来世の生命 6.性欲の満足 7.子孫の繁栄 8.自己の重要感・このような欲求は、たいていは満たすことができるものだが、ひとつだけ例外がある。つまり、8番目の“自己の重要感”がそれで、フロイトのいう、“偉くなりたいという願望”であり、デューイの“重要人物たらんとする欲求”である。 34
・自己の重要感を満足させる方法は、人それぞれに違っており、その方法を聞けば、その人物がどういう人間であるかがわかる。
・「相手の自己評価にぴったり合うことをいってやること」。47
・人間は、なにか問題があってそれに心を奪われているとき以外は、たいてい、自分のことばかり考えて暮らしている。そこで、しばらく自分のことを考えるのをやめ、他人の長所を考えてみることにしてはどうだろう。他人の長所がわかれば、見えすいた安っぽいお世辞などは使わなくて住むようになるはずだ。
・他人の真価を認めようと努めるのは、日常生活で非常にたいせつな心がけであるが、ついおろそかになりがちである。子どもにとって、親が示してくれる関心や賞賛のことばほどうれしいものはないのである。47
・どんな人間も、何かの点で、わたしよりもすぐれている―わたしの学ぶべきものをもっているという点で」
・自分の長所、欲求を忘れて、他人の長所を考えようではないか。そうすれば、うそではない心からの賞賛を与えよう。心から賞賛し、惜しみなく賛辞を与えよう。49
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■人を動かす原則(3):
相手の心のなかに強い欲求を起こさせる。人の立場に身を置く。
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・人を動かす唯一の方法は、その人が好むものを問題にし、それを手に入れてる方法を教えてやることだ。51・人間の行動は、心のなかの欲求から生まれる・・だから、人を動かす最善の方法は、まず、相手の心のなかに強い欲求を起こさせることである。
・“相手の立場に身を置き、相手の立場から物ごとを考える”という、たったひとつのことを学びとっていただければ、成功への第一歩が、すでに踏み出されたということになる。64
・相手の立場に身を置き、その心のなかに欲求を起こさせるということは、双方が利益を得なければうそである。64
・「自己主張は人間の重要な欲求のひとつである。」何かすばらしいアイディアが浮かんだ場合、そのアイディアを相手に思いつかせるようにしむけ、それを自由に料理させてみてはどうか。相手はそれを自分のものを思い込み、二皿分も平らげるだろう。70
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