写真と美術

[大地の芸術祭2015] 7/26:その1〜 オープニング!集落にて~

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いよいよ、今日から!!

十日町・津南地域での3年に一度の「越後妻有アートトリエンナーレ2015・大地の芸術祭」が始まりました!!

市街地内では、芸術祭全体の公式開会セレモニーが開かれたようですが、うちの集落でもオープニング=作品のお披露目会がありました。

今回、集落内に製作された作品は2つ。

一つは、石松丈佳 + 名古屋工業大学石松研究室による「弧の棚田プロジェクト」、

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もう一つは、アネット・メサジェ(フランス)による「つんねの家のスペクトル」。

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お披露目は、集落の方々対象ですが、各作家さんや関係者、スーツを着た来賓の方々、取材クルー、国内外からのバスツアー観光客、フランス大使まで、その場にいあわせた人々で、もうてんやわんや。

この30世帯の小さな集落にこんなに一度に人が集まり、大型バスが2台も入ってきて車が渋滞してるのは、前代未聞のこと。

作家さんを交えた懇親会では、集落のお母ちゃんたちがフランス人の作家さんを囲んで言語を越えたハイパーなコミュニケーションで盛り上がっていたり、

懇親会後から始まった酒盛りは、カラオケという油が注がれて、夜遅くまで歌声が響いていたり、ほんとお祭り騒ぎになりました。

まあ、それもこれも、ただアート作品を持ってきて置いただけじゃなくて、集落の住民が一緒になって作ってきたからこそ。すごかったです!

それにしても、石松先生たちが一生懸命作ってきた棚田の作品に、たくさんの集落の方々が足を踏み入れ、見て回るあの光景は、きっと先生たちにとっては至福の喜びだっただろうなぁ・・。

大変なこともたくさんあっただろうけれど、集落に住む人たちの“誇り”となる協働作品、作品というモノを越えて、まぎれもないコトを起こしている事実にすっかり感動したお披露目会でした。

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プロフィール

 わたなべまさゆき

 新潟県在住。
 2012年の秋に東京から移転して来ました。
 現在、生活基盤構築中、農業研修中です。