休みなしで20日間以上にもわたった稲刈りが、ほぼすべて終わりました。
一日中からだを使う仕事、はじめての慣れない作業ということもあり、もうボロボロでクタクタ。
だから、今夜はおつかれさまの意味も込めて、家族4人で近くの温泉に行きました。
平日の温泉はガラガラで貸し切り状態です。
山の上にあるお風呂から眺める風景、
曇り空にかかる雲は、遠くどこまでも続いていくように見え、
周りの山々は、夕闇の薄暗さに静かにだんだんととけ込んでいくよう。
そんな風景をまさやと二人でぼぉっと眺めながら、とてもゆっくりの時間を過ごしました。
お風呂からあがった後のマッサージチェアも格別な気持よさ。
凝りに凝った全身をほぐしてもらいました。
なーーんて、ありがたいんだろう・・。
このありがたさは、これまでのつらさがあったから。
採れたお米がおいしいのは、足腰を痛めながらも田んぼで毎日がんばったから。
休憩時間に食べたきゅうりやスイカ、仕事上がりのビールが最高においしかったのは、炎天下に汗水流したから。
合計600円の温泉+マッサージチェアでも、とてもとても幸せ。
「貧しい者は幸いです」。
つらくても、大変でも、これからも謙虚に小さく、一生懸命に暮らしたいと思います。