価値と意味

誰に見せるわけでも見られるわけでもなく

投稿日:2013年8月25日 更新日:


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山の中には百花繚乱、いろいろな草花が繁茂しています。

空に向かって伸びるもの、地にはって伸びるもの。

花を咲かせて種や実をつけたり、

一部は育ち続けて、何年もかけて大きな樹になったり、

小さな草は小さなまま生死の循環を繰り返して、

また、いろんな虫や生きものも、その中で生きたり朽ちたりしているようです。

生物というか、自然というか、草も樹も虫も、全体で一つのようないのちは、

大雪が降ろうとも、雨で土砂がくずれようとも、全体としてバランスがとれていて、

人間がいようといなかろうと、誰に見せるわけでも見られるわけでもなく、

全体として生き続けているような感じがします。

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プロフィール

 わたなべまさゆき

 新潟県在住。
 2012年の秋に東京から移転して来ました。
 現在、生活基盤構築中、農業研修中です。