田んぼで作業をしていると、いろいろな生きものに出会います。
かえる、おたまじゃくし、クモ、ゲンゴロウ、タガメ、イモリ、タニシ、バッタ、いなご、トンボ、蝶、蜂、蛭、ミミズ、ヘビ・・。
僕が知らないものも含めたら、いったいどのくらいいるんだろう。
元気に飛び回っていたり、卵を産んでいたり、死骸となって土の中で朽ちていくものもいます。
僕が作業中に踏み潰したり、切ってしまったりするものもいます。
この田んぼの中、代かき・田植えから稲刈りまでの間、きっと目に見えないものも含めた無数の生きものが、ここで、
産まれ、食べ、食べられ、糞や尿をし、産卵し、死んで、土に還っていく。
田んぼ=お米は、そんなたくさんの生きものに支えられてできてて、それはつまり、僕らのいのちはそんな生きものたちに支えられていて、周りにいる生きもののいのちと僕らのいのちはまぎれもなくつながってる、ということなんだろうな思います。