思うところあって、というか、なにか気持ちが向かず、この「しあわせくんとおばけちゃん」、しばらくお休みしていました。
最後の更新から、もう5ヶ月にもなるのかなぁ・・。
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もうずいぶん前からですが、まさやに「こころさん」の言うことをよく聴くよう教えています。
こころさんとは自分の心の中の奥底のこと。その声をよく聴くように、ということです。
例えば、
まさや:「ねぇ、テレビもう少しだけ見ていい?」
僕:「もうたくさん見たから消しな。」・・・・・とはなるべく言わず、
僕:「こころさんは何って言ってる?」と聞きます。
そうすると彼は「うーん・・」としばらく自分のこころさんに問い、
たいがい、「もうやめたほうがいいって」とか「やめておこうかな・・」とか、自分でそう言います。
あるいは、
「まさや、ハミガキ本当にもういいの?こころさんに聞いてみな。」
− 「うーん、『もうちょっと』って言ってるよ」とか、
「ほんとはお昼寝しないで遊びたいけど、こころさんが『ねたほうがいいよ』っていうから、寝たんだよ。」とか。。
パパやママに、ああしなさいこうしなさい、と言われて何かをするのでなく、こころさんに聴いてそれに素直にしたがうようにする。
パパやママが言うことなんか勝手に決めた育児方針とか時々の機嫌なんかでコロコロ変わっちゃって正当性がないし、
彼自身なにかを他人に決めてもらうよりも自分の内で決めたほうがいいものね。
こころさんの声は、「自分」の声を越えたところにある本当の声、「いのち」からの声です。
耳を傾けるべきなのは、「自分(自我)」の声ではなく、「いのち」の声、
・その時々の機嫌や好き嫌いやいろんな私欲に覆われた「自分」なんて、弱くて頼りなくて、判断の根拠にするにはとても危なっかしい、
・でも、自分に宿るいのちって、たぶん「全体としてのいのち」の一部なのだから、その声も(全体にとって)悪い方向には導かないだろう、
なんて思うのです。
こころさんの言うことが聞こえるだろうか―。