5/30〜31、実践女子大学の学生さんら14人が来てくださり、「田植え」活動を行いました!
今年から、学生さんたちが田野倉の田んぼ一つを受け持ち、田植え~稲刈り~お米の販売まで、ひと通りやってみようということになったんです。
基本的に、できるだけ手作業。
・・といえども、みんなが初心者、手植えだってやったことがありません。
ので、今回の田植えは、名古屋工業大の先生・学生さん(「大地の芸術祭」の作品づくりを中心にもう10年以上前から田野倉に来ておられる)+受け入れておられる田野倉の方々に、教わりながらの実施となりました。
《やり方》======
(1)準備を整えた田んぼの中に、六角形の枠を転がしていって苗を植えるための目印をつけていきます。曲がらないように、曲がらないように。。
枠を転がし、田の底についた跡は、格子状のグリッドになります。
これ、昔ながらのやり方で、この農具はわが家の屋根裏に眠っていました。
(2)田植えするみんなが手に苗を持ち、横並びして、一斉に植え始めます。
一人3列くらいを担当して、目印としてつけたグリッドの交差点上に、苗2~3本づつ植える。
浅すぎないように、深すぎないように、ちょうどよい深さで植えることが大切。
(3)根気よく、最後まで続けます。
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・・という感じで、2日に分けて行いました。
植える田んぼの広さは、約7畝(=210坪、700m2)。
初日に、枠ころがし+田植え約1/3で1時間、
二日目に、枠ころがし+田植え約2/3に2時間、
尻もちをついて泥んこになったり、ヒルらしき生きものに血をすわれたり、
小雨の中で寒い思いをしたり、、いろいろありましたが、なにはともあれ終了!
よかった~。無事、稲の赤ちゃんたちを田の中に落ち着けました。
これから、約4ヶ月、よろしくね。
今回の滞在では、その他にも、
・夜の懇親会では、地域の方々+名工大+実践女子、総勢30名近くが、わが家の車庫を宴会場にして(雨が降ってきたので急遽)、夕食を食べつつ、豪勢な牛肉やイノシシのお肉をほおばり、お酒もおいしくてまぁエライことになったり、
・3月の「冬の陣」での活動をまとめた新聞を、田野倉一軒一軒に配りに行って、集落のみなさんのニコニコを喜んだり、
・オンボロわが家を探検、丸裸にして、あちこちを測ったり・写真を撮ったり、
・田野倉公園に、名工大グループの作品作りを見学に行ったり・・、
学生さんたちは、忙しくも、精一杯活動して帰って行かれました。
いやー、ほんと、ありがとう!おつかれさまでした。
次は少しゆっくりできるといいね。
さて、今年はじめたこの田んぼの活動が、田野倉に、学生さんたちに、果たしてどんな未来をもたらすだろう・・。