先週末3月14日〜15日に開催された「第28回 越後まつだい冬の陣」に、われら田野倉プロジェクトが準備してきた手作りおみこしも、無事出場することができました!
田野倉集落の母みこし「田野倉みこしかつぎ隊」チームを、いっそう盛り立てようとする、その名も「田野倉 × 実践女子大学 みこし盛り上げ隊」チーム。
東京では実践女子大学の学生さんたちが、田野倉では集落に住む大工さんが、それぞれ準備作業を進めてきました。
12日に田野倉入りした学生さんたちは、さらに準備をすすめ、田野倉の各世帯を一件一件まわって、飾り付けに“願い事”を書いてもらったり、
13日には集落の方々も一緒になって作業してくださり、ついに、手作りコラボみこし「たのみこしJ」を完成させました。
これ、中には蛍光灯+外からも投光機で光を照らす仕掛けになっていて、夜になってライトアップしてみると、それはもう、とてもキレイ。
肝心の担ぎ手はというと、実践女子組+田野倉の方々、に加え、
今年の大地の芸術祭で田野倉に作品出品する名古屋工業大の先生と学生さんたち、
さらに、“きつね”の逸話つながりで古くから交流がある隣町の高柳のみなさんと、
田野倉のおみこし(計2基)は、大所帯になりました。
で、14日19時ついに出番。「雪上みこし活き!生き!合戦」に出陣!
いっせいに「わーっしょい!わーっしょい!」を連呼し、全11チームのみこしが合戦会場を練り歩きました。
僕はももこを担いで、まさやたちと一緒にプラカードをもっておみこしを先導。
盛り上がりのピークを迎えた「たのみこしJ」は、きれいな光を放ちながらも、大きく揺すぶられ、今にも壊れそう。。
ももこも僕の肩の上で「わーっしょい!わーっしょい!」と大興奮です。
合戦中、他のおみこしと何回もぶつかりそうになったり、あまりの揺すぶられぶりにいつ壊れてバラバラになるかヒヤヒヤしましたが、
約20分間の合戦は終了、「みこし盛り上げ隊」は無事に役目を終えました。
ところがそして!なんと!予想外にも、われらのこの「たのみこしJ」は、審査員によって選ばれ、名誉ある「手作り部門賞」を受賞することができました!
すっごい!!おどろき。
表彰式に出た学生さんたちはおおよろこびで涙ぐみ、
先に帰って集落センターで打ち上げの宴会を始めていた集落の方々その他も、報告を聞いて大盛り上がり。
「みこし盛り上げ隊」のチーム名どおり、田野倉のおみこしを盛り上げることができて本当によかった!!
東京の学生さんたちと田野倉の方々、たくさんの手が合わさった意味、
色と光の美しさ・華やかさ、コンセプトからしっかり作られた作品の深さ、
+女子大生たちのニコニコ笑顔・・、そんなことが評価につながったのかなぁ。
何より、学生さんたち、がんばってきたものね。
いやー、よかった。本当におつかれさまでした。
田野倉集落、とてもたくさんの元気をもらいました。ありがとう!!
・・・
田野倉「集落のガッコウ」プロジェクトは、これから
5月は、田植え、
6〜7月は、大地の芸術祭の作品準備お手伝い
8月は、盆踊り、
と、いろんなチャンスが続きます。
みんな、やり過ぎて疲れないようにしつつ、
今回のように「がんばればがんばるほど、うれしい」活動になっていったらいいな。