とても簡単なことだけど、とても簡単なことから、ちょこっと思ったので。
きのう、山の中の田んぼに行って、一人で“草取り”の仕事をしてました。
植えた稲のまわりに、どこからともなく生えてきた“雑草”を一つ一つ手で抜き取っていく作業です。
だいたい、稲の列、3列くらいを見渡して、草を取りつつ少しずつ前に進み、端まで行ったら折り返して、次の3列を続けるという感じでやります。
きのうのその田んぼはかなり小さめとは言えども、最初から最後まで全部とりきるまで3時間。汗はダクダク、足腰はクタクタです。
で、思ったのは、見渡して3列に生えてる草を取りつつも、そこでもう少しだけ手を伸ばして、3列半くらいまで草を取っておくと、折り返してきた次のときの作業が、気持ち的にずいぶん“楽”になるんです。
今ちょっとだけがんばって、次にやってくる未来を楽にしてあげる。
(あるいは場合によっては、“今がんばらずじっとがまんして、次にやってくる未来を楽にする”、ということもあるかもしれません。)
そうすると、たいへんさが続くことも、なんとなく“楽”な気持ちで乗り越えていける、未来に対して苦や不安な気持ちが減るんです。
・・と、ここまで書いてみて、“楽”というのはちょっと違うんかな?
未来が楽になるというよりも、
楽しみになる、ワクワクする、期待するようになる、それから、未来を待ちわびるようになる、、、、そんなのがいいなぁ。
要は、今、何をどうすれば、未来が待ちどうしいものになるか。
ちょっとだけそんなことを考え、その時々の選択や行動を工夫すればいい、ということなんだろうね。
“待ちわびる未来”を、周囲の状況や他者がつくってくれるのを待つのでなくて、とりあえず、自分自身でつくっていこうとすること。
さて、じゃあ、ちょっと次の未来を待ちどうしいものにするために、今これから、何をしようかな。