今は、“はさ掛け”の準備をしています。
(今日は雨だからとか言って、お休みしたけど。。)
稲架(はさ)とは、刈った稲の穂をぶら下げて、乾燥させるためのもの。
自然の力=太陽の熱や吹いてくる風によって、穂を乾かしてもらいます。
平野部など地域によっては、田の中や周りに木を組んで稲架を準備するらしいのですが、うちの地域のように山間部では、杉など“はさ木”と呼ばれる木々が等間隔で植えられていて、そこにひもやロープや支柱を組んで、稲架にしていくんです。
といっても、手間や効率の問題から、最近はほとんどが乾燥機を使って乾燥させていて、うちの集落でこのはさ掛けをしているのは2件だけらしい。
だし、僕がやらせてもらっている農家の先生のお宅でも、収穫した全部のお米をはさ掛けするんじゃなくて、一部だけだそうです。
でも、はさ掛けで乾燥させると、お米は格段においしい!!んだとか。
作業は、農家の先生に教えてもらいながら、やっています。
一つ一つひもを結んでいくんだけど、穂の重量に耐えられるようにキツくむすばねばなりません。
はしごに登りながら、ぎゅっぎゅっとやってるうちに、僕の手はあっけなくすり切れ、さっそく絆創膏のお世話になることに。
それに実は、ちゃんとしたひもの結び方、ハシゴの掛け方、僕はそんなことも十分に知らないことがわかりました。
“知らない”というか、“知恵がない”、“知恵を使ってない”、って言ったほうがいいかも。
これまでいろんな仕事や活動をしてきたけれど、自分の手やからだを使ったちょっとした仕事が、思うようにできないんです。
先生には「頭は生きているうちに使うもんだ」って、何回も言われれます。
考えてないわけではないんだけど、何なんだろうね・・(笑)。
稲刈りまで、あと約20日。
この稲架に稲穂がぎっしり掛かるのが楽しみだ。
稲が、風雨や病気から守られて、無事に収穫できますように。
初見!
「稲架掛け」なんて知らなかった・・・
更新楽しみにしてるね♪
THANK YOU!!! 🙂