今年の田んぼ、田植え後に高温の日が多かったためか、ガスわきといわれる害に苛まれています。
これ、前年の秋に引き込んだ稲のワラなどの、田んぼの中の有機物が過剰に発酵してガスが発生してしまい、稲の根をダメにしてしまうという害です。
田んぼの底からプクプクと泡がたち、ひどいところは発生した藻と合わさって水面に膜がはったみたいになり、ほんと稲の根が呼吸できないかんじで苦しそう・・。
明らかに稲の成長が遅れて見え、葉の色は薄いし、茎や葉もほそぼそとして見るからにかわいそうです。
対応策の一つとして教わった「田の水を全部抜いて、田底を出しガスを抜く」ということを、貴重な水を惜しみ惜しみ(天気予報を見て雨が降る間近に)やってみましたが、なかなか解決せず。。
ああ、心配だ〜。。。
一方、同じ頃、学童の先生からまさやの素行について注意というか、相談がありました。
なんでも、彼は「放課後、学童の部屋に入っても、ランドセルの片付けや手洗いなど決められたルールを守れず、またみんなが勉強や宿題をやっているときも、ふらふら遊んでしまう」らしいのです。
しかも、そんなことをするのは「彼一人」とのこと。
家での育児が悪いのか、あるいは何か集中できなかったり言われたことができないような障がいがあるのか、、
原因もわからず心配になり、ななこは「どこか、児童相談所みたいなところに相談してみようか」とまで言ってました。
うーむ、大丈夫だろうか、、、心配だよねぇ・・。
大切に育てている稲も、子どもも、なんだかと同じように心配です。
どうすればいいんだろう・・。
いろいろ専門的な対策の立てようもあるんだろうか・・。
でも、やっぱり同じように、手をかけ、目をかけ、気をくばり、そしてきっと乗り越えられると信じるとしかない、かな。
そして、どちらも同じですが、なんでも自分の思い通りにはならないし、思い通りにできると思ってはならない、はず。
自然の力、子ども本人の力、なんでも、そのものの力で乗り越えることを後押しするような支援が大切だし、
そのものの力以上のことを期待し過ぎることは、逆にそのものをつぶしてしまうのだろうね。
心配の種をしたため、がんばって乗り越えるんだぞ、と心の内で応援する日々です。