くらしと便り

あわない人

投稿日:2015年3月21日 更新日:


2015-03-21 15.41.25

自分とあわない人というのは、いるものです。

一緒にいると、なんとなく居心地わるいなぁと思っていましたが、
「何をするにも僕と異なる選択をするから」ということみたいです。

仕事の仕方、周りの人への接し方、話したい内容、時間の使い方、お金の使い方、友だちのつくり方・・・、たぶんほとんどが僕と異なります。

いろんなことが適当だし、めんどくさいことはキライだし、あえて人と違うことするし、結構なんでもすぐ買うし、趣味娯楽をどんどん求めるし。。

僕から見て「そりゃちがうんじゃないの?」ということもありますが、というかほとんどがそうですが、まぁそれでも 、その人はその人で楽しそうに毎日を過ごしてるんです。

なので、嫌って遠ざけるのでなく、うわべだけでも上手に付き合おうくらいには思ってました。


ところが。

その「その人はその人で楽しそうに過ごしてる」ということをよく考えてみて、ふと思ったんです。

もし、僕がいろいろなことにあえてその人と同じような選択をしていったら(できたら)、僕の日々の可能性はまたまったく違うものになるんだろうな、と。

その人は、趣味娯楽がころころ変わるから、いろんなことに取り組んでて知ってることやできることが多いし、好奇心に任せてたくさんのものを惜しみなく買うけどその点においても楽しそうだし。 


前にどこかで、「自分の力になるような人、7人を自分の中に持っておくとよい。(そして、必要なときに、それぞれの人ならどうする?どう考える?と自問するとよい)」ということを聞きましたが、

その“七人の侍”リストに加えるべきは自分が好きな人や尊敬する人だけでなく、

その人のような「自分とはまったく異なる人」や「自分とはあわない人」をもちゃんと入れるべきなんだろうね。

自分の好みやパターンにない選択や思考ができるかも、思わぬ突破口になるかもしれません。


そう思うと、その人に対する見方が変わってきたから不思議。

次に会ったら、「僕の中の“七人の侍”の一人に任命しましたよ」って伝えてみようかな。


まぁ、言わないだろうけどね・・。



2015-03-10 15.28.13








-くらしと便り

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

穏やかな均衡に暮らすこと

仕事、持ちもの、会わなければならない人、やり甲斐がある仕事、興味深い人、貴重な持ちもの、そういったものが多すぎないこと。 使いこなせないもの、抱えきれないものは、手放すこと。 欲を満たすのでなく、心を …

かたちを変えつつ

親愛なるみなさんへ わが家では、だいたい夕方暗くなってくると薪ストーブを焚きます。 ことし薪(燃料)にしているのは、家の修築のときに出た廃材と、去年の初夏に農家さんにいただいて友達やななこの兄さん夫婦 …

スローダウン

ここ数日、雨で、晴耕“雨読”の日々。 こういうときは、時間がたくさんある(その分、お金はないけれど)。 よく窓辺に座って、本を読んだりしています。 ななこは、ご近所からいただいたかぼちゃで、かぼちゃプ …

あまだれの未来

今日は台風が来ています。お米づくりを始めてからはじめての台風。 大丈夫かなぁ。しかし、僕らにできることはありません。ただただ祈るのみ・・。 外にでることはできず、子どもたちも家の中で過ごしています。 …

木に囲まれた家

「薪に使って」と、 先日、雪の重みで倒れたケヤキの木を山ほど切っていただきました。 そして、きのうもまたご近所さんが大きくなりすぎてじゃまになったというミズキの木を山ほど切っていただきました。 だから …

Photo Gallery

プロフィール

 わたなべまさゆき

 新潟県在住。
 2012年の秋に東京から移転して来ました。
 現在、生活基盤構築中、農業研修中です。